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大阪市の公募区長が内定し、その面々が発表されました。


ひがしよどがわどっとこむProjectの運営者として、メチャクチャ気になっていました。
既に17日の時点で内定者が決定した事は発表されていましたが、具体的な面々までは本日まで公表されず。
本日の会見で具体的な面々の名前が明かされました。

北区   中川暢三(56) 前兵庫県加西市長

都島区  田畑龍生(37) 元コンサルタント会社員

福島区  坂本幸三(54) 大阪府事業管理室長

此花区  西原昇(46)  ユー・エス・ジェイ社員

中央区  非公表(42)  海外現地法人社長

西区   高野賢(34)  外資系海運会社社員

港区   田端尚伸(52) 港区長

大正区  筋原章博(49) 大正区長

天王寺区 水谷翔太(27) 元NHK山口放送局記者

浪速区  玉置賢司(45) コンサルタント会社代表

西淀川区 西田淳一(57) 三井物産・事業本部次長

淀川区  榊正文(44)  人材派遣会社役員

東淀川区 金谷一郎(56) 淀川区長

東成区  森伸人(53)  自営業

生野区  清野善剛(55) 東成区長

旭区   小川明彦(60) 元岩手県労働委事務局長

城東区  細井敦子(51) 機械工具製造会社社長

鶴見区  都倉尚吾(52) 関西電力社員

阿倍野区 羽東良紘(35) トヨタ関連会社社員

住之江区 高橋英樹(50) 住吉区長

住吉区  吉田康人(47) 経営コンサルタント

東住吉区 和田智成(50) 経営コンサルタント

平野区  藤井清美(51) 平野区長

西成区  臣永正廣(58) 元徳島県那賀川町長

8月1日から正式就任。中央、阿倍野区長は9月1日就任。
中央区長は本人の希望で非公表。

 

公募区長ってなんですか?

 

という人も少なからずいらっしゃると思います。
大阪市は24区から構成されており、今までもそれぞれ区長が存在していました。
しかし、自分が住んでいる区の区長の名前を知っている人はほとんどいない状態でした。

 

今までの区長の認知度が低かった原因

 

これには3つほど理由があると個人的には思っていまして、

 

1つ目は、区長決定については一般区民はノータッチだったということ。
市の職員が区長に任命されていたので、一般区民は蚊帳の外でした。

2つ目は、区長の権限がそれほど無かったため一般区民からの監視の目もほとんど無かったということ。
基本的には大阪市に決められた予算で、決められたことをやる歯車のような立場でした。

3つ目は、そもそも区役所と一般区民の距離が遠すぎたこと。
マスメディアは大衆向けのものなので、いちいち特定の区について報道したりしません。
このあたりは、ひがしよどがわどっとこむProjectが今後担っていく部分になります。

 

なぜ公募〜選挙ではなく、公募〜選考なのか?

 

まず、区長を一般区民による投票で選ぶというのが最終的な目標です。
しかし今の区は、政令指定都市の行政区です。東京23区のような特別区ではありません。
行政区は特別区とは違い、政令指定都市の権限に属する事務を分掌させるために設けられたものです。

そのため、公選制にするためには特別区になる必要があり、法改正が必要です。
それが大阪都構想につながっていったりもします。

 

じゃあそれまでは現状のままで置いておこう、ということではなく。
今回は区長の権限を強化する目的で公募制にしました。
どれぐらいの権限なのかというと、市長に次ぐ立場だそうです。
現在の24区を8〜9区に再編する区割り案の作成という重役などを担います。

区長の権限を強化し、より一般区民との距離が近い内容の行政を行う。
だけど今は職員の中から選ばれた局長が区長なわけですから急に権限を強化するのは違うんじゃないかと。
そこで、全国から優秀な人材を募って厳正な選考を行った。という流れだと認識しています。

 

そして今回発表された公募区長の面々

 

最年少27歳にして内定した元NHKの記者、水谷翔太氏が話題になりましたが、民間人は合計18名。
現職区長はスライド内定も含めて6名。個性的なメンバーが揃っています。

僕が育った東淀川区においては、元淀川区長の金谷一郎氏が内定しました。
今後、東淀川区を盛り上げていくために一緒に頑張っていければいいなーと思っています。

同時に、権限が強化されているわけですから一般区民からの監視の目も必要です。
任用期間は平成28年3月31日まで。
勤務実績が良くない場合等には、免職されることがあります。

 

ここで重要なのは、しょーもない揚げ足を取ったりして騒ぐことではなく、
みんなが建設的な意見を出していくことだと思います。
1500名近い応募者の中から選ばれた区長なわけですから、区民側からもサポートが必要です。

最近、どうもこのへんの視点が絶望的に足りていないなと思ったので敢えて書きました。
今後の公募区長のお仕事、期待しながらチェックしていきましょう。